皆さん、デンマークにどんなイメージを持っているでしょうか?バイキング?人魚姫?実はそれだけではありません。首都コペンハーゲンには、珍しい自治区「クリスチャニア」があります。ヒッピーが住むと言われる70年代風の雰囲気ムンムンのクリスチャニア。今回は潜入レポートをお届けします!
クリスチャニアへのアクセス
コペンハーゲン中央駅から地下鉄M3→M2を乗り継いで(約10分)、「Christianshavn」駅で下車。徒歩で約10分。コペンハーゲン中心部からのアクセスは良好です!
クリスチャニアの概要
創設: 1971年。ヒッピーのグループが軍所有のあばら屋に住み着いたのが始まり。
人口:約1,000人。訪問者は年間50万人を超えるという。
通貨:Vosken= 50 デンマーククローネ(約1,000円)
オーガニックなレストランやアート・ライブスペース、お土産屋などが点在しています。

クリスチャニアに潜入してみた ~お薬ストリート~
クリスチャニアに入って、まず目につくのは様々な注意事項。一番特異な注意事項は、特に大通りでは写真を撮ってはいけない、という点。
なぜか?それは大通り(プッシャーストリート)は今でも〇〇の売買がされているから。ハードではなく、ソフトなものですが、販売人の写真の顔が映るのはNGとのこと。確かに通りを歩いているとそれらしき甘い独特の匂いがする。通りの両脇の小テントには、販売人とお客がこそこそ(?)やりとりをしていたけど、さすがに冷やかしだけで通り過ぎる。お土産にそのシンボルのステッカーは買いましたが。。

クリスチャニアに潜入してみた ~自給自足DIY~
これだけではさすがに単に危ない町の紹介なので、他のアピールポイントを。
クリスチャニアの住人は、自給自足をモットーにしており車は使わず移動はもっぱら自転車。ほとんどの建物や至る所にあるオブジェは住民が作ったもの。今回は住民との交流はほとんどできませんでしたが、夏季(6/26~8/31)は毎日、そのほかの季節は毎週末、住民によるガイドツアー(デンマーク語、英語、15:00~)があるとのこと。今度は参加してみたい!

【訪問 2020年1月】
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